
結論:実務1年・2年でもフリーランスは可能。ただし条件付き
結論から言うと、実務経験1年・2年でもフリーランスになること自体は可能です。ただし、準備なしで独立すると、低単価・長時間労働・スキルが伸びない案件に入り込み、会社員時代より厳しい状況に陥るリスクがあります。
本記事では、SES・フリーランス業界の商流構造を踏まえ、経験が浅いエンジニアが失敗しないための条件と判断基準を整理します。
実務1年・2年のフリーランス市場価値と現実
案件数はあるが「選り好み」はできない
実務1〜2年向けの案件は存在しますが、即戦力層(実務3年以上)と比べると選択肢は限定的です。
- 実務3年以上:言語や環境を選びやすく、リモート案件も多い
- 実務2年:募集はあるが、出社前提の案件が中心
- 実務1年:テスト・保守運用が中心になるケースも多い
企業側は教育コストを懸念するため、好条件は出にくいのが現実です。
単価相場:1年と2年の「大きな壁」
| 経験年数 | 単価相場(月額) | 期待されるレベル |
|---|---|---|
| 実務1年 | 35万〜45万円 | 指示を受けて実装・テストができる |
| 実務2年 | 50万〜65万円 | 一人称で実装できる |
| 実務3年以上 | 65万〜80万円以上 | 設計から担当できる |
実務1年と2年の差は10〜15万円以上になることも珍しくありません。1年半程度なら、あと半年経験を積む判断も合理的です。
「失敗する」パターンの共通点
多重下請けの深みにハマる
経験が浅いと、商流が深い案件に入りやすくなります。中間マージンが多く、単価が低くなりがちです。
テスター・雑用から抜け出せない
開発案件と聞いて参画したものの、テストエビデンス作成や議事録中心になるケースもあります。これを続けると、次も同種案件しか選べなくなります。
独立前に確認すべき準備リスト
技術スキル:一人称で実装できるか
- エラーを自力で調査・解決できる
- Gitの基本操作を理解している\n- フレームワークの構造を説明できる
ソフトスキル:報連相の精度
- 遅延時に早めに相談できる
- 調査内容を整理して質問できる
- 勤怠連絡を徹底できる
金銭準備:最低3ヶ月分の生活費
入金まで最大2ヶ月空くこともあるため、貯蓄がない独立は危険です。
経験が浅くても良質な案件を取る方法
スキルシートの書き方
- 業務外学習(GitHub、Qiitaなど)
- 指示待ちではない行動
- DockerやAWSなど周辺技術
商流の浅いエージェントを選ぶ
商流が浅いほど単価と裁量は上がります。若手でも50〜60万円台を狙えるケースがあります。
迷っているなら市場価値の確認から
実務1〜2年での独立は、戦略次第でキャリアを加速させます。不安がある場合は、FreelanceBoxで市場価値を確認してから判断するのがおすすめです。今は早くない、という結論になる場合も正直にお伝えします。
よくある質問
Q実務経験にはテスト工程のみの期間も含まれますか?
含まれますが、開発経験として評価されるのは実装期間です。テストのみで独立すると次もテスト案件になる可能性があります。
Qポートフォリオは必要ですか?
実務1〜2年ではほぼ必須です。GitHubで自作アプリを公開すると評価が上がります。
Q言語による有利不利はありますか?
JavaやPHPは案件数が多く有利です。GoやRustは即戦力前提のため難易度が高めです。
Qインボイス登録は必要ですか?
必須ではありませんが、登録した方が案件の選択肢は広がります。
Qフルリモート案件は可能ですか?
初期はハイブリッド型が現実的です。