
結論:2026年は「実装+AI活用・設計力」で単価差が決まる
2026年1月時点のフリーランス・SES市場は全体としては堅調な微増ですが、内実は明確な二極化が進んでいます。単価が伸びているのは、実装力に加えてAI活用や設計・要件定義まで担える人材です。一方、実装のみの役割は代替が進み、単価は横ばい、もしくは下落傾向にあります。
4月の契約更新・新規参画を見据えるなら、商流の浅い案件に早期に動くことが成果を左右します。
2026年1月の全体市況|K字型に分かれる単価トレンド
1月は例年、新年度に向けた採用・外注が活発化します。2026年も同様ですが、質的な変化が起きています。
インフレ・賃上げ圧力によるベースアップ
正社員エンジニアの賃上げに連動し、フリーランス単価も底上げされています。以下に該当する層では、前年同月比で月3〜5万円の上昇が見られます。
- 一人称で自走できる
- 週1〜2日の出社に対応可能
- 基本設計以上の経験がある
AIコーディング定着による需要変化
AIツールの定着により、初級PGやテスト専任の需要は縮小しています。現在は、AIを使いこなして生産性を上げられる若手か、仕様調整や設計ができるミドル層に予算が集中しています。
【言語・職種別】最新単価相場データ(2026年)
※経験年数3〜5年、一人称レベル、商流はエンド〜元請直下を想定。
サーバーサイド
| 言語 | 単価レンジ | 傾向 |
|---|---|---|
| Java | 70〜90万円 | 公共・金融系刷新で安定 |
| Go | 85〜105万円 | 供給不足で高止まり |
| PHP | 65〜80万円 | AWS知識で上振れ |
| Rust | 90〜120万円 | 希少性が高く高単価 |
フロントエンド・モバイル
- React / TypeScript:75〜95万円
- Next.js経験ありで+5〜10万円
- Flutter:70〜90万円(ネイティブ知識で100万円超も)
PM・PMO・コンサル(高騰枠)
- PM / PMO:90〜130万円
- ITコンサル:120〜180万円
単価を左右する見えない要素|商流と働き方
商流による手取り差
同じスキルでも、商流で月20万円以上の差が出ます。
- エンド・元請直:80万円 → 手取り80万円
- 多重下請:発注100万円 → 手取り60万円
商流を一段浅くするだけで、年収が100〜200万円変わるケースも珍しくありません。
リモートと出社のトレードオフ
フルリモートは人気ですが競争率が高く、単価は伸びにくい傾向です。単価重視ならハイブリッド、自由度重視ならフルリモートと考えるのが現実的です。
4月参画に向けて1月にやるべきこと
経歴書のアップデート
2026年はAI活用実績の記載が必須です。どのツールを使い、どの工程を改善したかを具体的に書きましょう。
条件交渉の前倒し
継続案件でも、1月中の交渉が重要です。3月では遅く、予算はすでに固まっています。
注意点・今後の懸念
40代・50代でレガシー案件に長期滞在することはリスクです。クラウド移行やAX案件への接点を持ち、市場価値の棚卸しを定期的に行いましょう。
まとめ
2026年の市場は明るい一方で、選別は厳しくなっています。商流の浅さと付加価値が単価を決める時代です。
自分の適正単価を把握し、4月から条件の良い案件に移りたい方は、FreelanceBoxでの無料相談をご活用ください。
よくある質問
Q経験2年でもフリーランスになれますか?
可能ですが2026年は育成枠が減少しており一人称で実装とテストを完遂できるスキルが前提です
Qインボイス未登録だと不利ですか?
課税事業者が優先されるケースが多く未登録の場合は消費税分の調整が入ることがあります
Q40代50代でも高単価案件はありますか?
あります。レガシー刷新やPMPL領域では高単価需要が継続しています
Qフルリモート案件は減っていますか?
減少傾向で週1〜2出社のハイブリッドが主流です
Q4月参画の案件はいつ探すべきですか?
1月中旬から2月上旬が最適で好条件案件は早期に埋まります